長期肥育ガンジー牛 4種セット

宮崎牛のスペシャリスト「松山牧場・松山龍二」の挑戦。

国内の限られた牧場で数百頭しか飼育されていないガンジー牛は「まぼろしの乳牛」と呼ばれ、その牛乳は栄養価の高さと美味しさから、欧米では「ゴールデンミルク」とも呼ばれています。
この希少な乳用種のガンジー牛に目をつけ、肥育に取組んでいるのは宮崎・黒毛和牛の肥育農家・松山牧場さん。
独自の肥育ノウハウで宮崎県内外のシェフたちや料理研究家、都市部スーパーなどからの評価が高く、支持される黒毛和牛を提供する松山さんが、あえてガンジー牛の肥育に挑戦したのには理由があります。

「あまり一般的に知られていませんが、実は黒毛和牛の牛乳も美味しい。とても栄養価が高く良質な牛乳が出るガンジー牛も美味しいお肉に肥育できるのではないか」と考えたのがきっかけだそう。
そして「格付けの高い和牛だけでなく、いろんな牛肉を食べくらべてもらって、消費者や料理人の皆さん、同業の若手たちにも、もっと牛肉の世界を楽しんでもらいたい」そんな松山さんの熱い想いがこの商品に繋がりました。

ガンジー牛を美味しく召し上がっていただくために。

黒毛和牛にくらべて、ガンジー牛は赤身の繊維質が強く、旨味が濃厚なのが特徴です。
あまり市場に出回らないこの希少なガンジー牛を美味しく召し上がって頂くための3箇条をご紹介します。

その壱
熱をムラなく通すために冷蔵庫でゆっくり解凍し、調理前に自然解凍で常温にもどしてください。
※一度解凍したお肉はその日のうちに食べきるようにしてください。

その弐
とにかく焼きすぎないでください。中はレアかミディアムレアがおすすめです。
※和牛とは肉質が異なり、焼き過ぎると固くなります。

その参
お好みによりますが、このガンジー牛は肉の旨味が強いので調理される際は、塩コショウを強め（多め）でもよいかもしれません。

おすすめの食べ方

• ロースステーキ

  

  お好みによりますが、肉の旨味が強いので、塩こしょうはやや多めに。
  表面をきつね色に焼いたあと、中はレアかミディアムレアがおすすめです。

• 赤身スライス

  

  解凍後、スジ部分があるので4～5センチ程の食べやすいサイズにカットしてください。
  肉野菜炒めや肉巻きおにぎり、牛丼、すき焼きなどがおすすめ。

• 赤身焼肉

  

  ステーキと同じで、焼きすぎないようにレアかミディアムレアでお召し上がりください。
  お肉をたれに漬け込んで召し上がって頂くのもおすすめ。

• 牛ひき肉（ミンチ）

  

  煮込みハンバーグや、牛挽肉のボロネーゼパスタ、担々麺など色んな料理に合います。
  弾力があって旨みが強い肉質なので、煮込みハンバーグをつくられる際は、薄めの成形がおすすめ。表面をこんがり焼いたら中はレアかミディアムレアぐらいで、あとは煮込みながら全体に火を通してください。酸味のあるトマト系のソースやケチャップと合います。

宮崎県都城市 松山牧場 牛養い人松山 龍二

中学の頃、家業を継ぐと決め農業高校、農業大学へ進学。20歳から父・義寛さん経営の肥育現場に入る。日中は牛削蹄士として地域の牛生産農家を回り、朝夕はわが家の肥育牛管理を行う。当初は美味しい牛肉づくりにこだわり、肥育方法や経営方針をめぐって父との喧嘩も絶えなかったとのこと。

「世界中の人たちに美味しい都城和牛を食べてもらいたい。」そのためにはもっと若い人たちに畜産の楽しさを知ってもらう必要があると考える松山さんは「かっこいい牛養い人」としてファッションにもこだわり積極的なメディア露出や様々なイベントにも企画参加しています。ここ最近では全国放送の番組にも出演し著名な料理研究家との共演も。

地元の若手畜産後継者たちに声を掛け結成した都城牛串部隊は、牛を知り尽くした畜産家自らが、それぞれの部位に合わせて一番おいしく食べられる調理方法を試行錯誤し消費者に直接提供します。地元のイベントでは行列ができるほどの人気です。

今回ご提供頂くガンジー牛部位セットは松山さんの究極の牛肉づくりの挑戦の一つ。宮崎・高千穂牧場育ちのガンジー牛をベストの状態まで肥育し、松山さん自らが牛の部位それぞれの特徴に合わせカット・加工を考えています。和牛とはひと味違う迫力のある肉の旨味を楽しんでください。